神に憑かれて予言をする
託づいた託太夫を、素早く南北の柱に張り渡された託綱の中心にとりつかせます。
司祭者(注連主)が
「今年、来年、向こう7年間の作柄はいかがでしょうか」
「火難、水難がございましょうか」
・・・といった問いに短い答えが返ってきますが、見学者には聞きとれません。
やがて、司祭者が神返しの詞を読み、託太夫の肩をたたいて正気にかえします。
託宣は仲介する司祭者の解釈によって記録されます。
託宣はあらかじめ託太夫の候補を選び神がからせるのですが、必ずしも手順通りにはいきません。
ふつうは天蓋引きという曲目で、神歌を唱和しながら仏教の天蓋に似た9つの白蓋(まんかい)を引き、白蓋が飛び交ううちに何がしかの幻覚に襲われ、託太夫が神がかるという手順を踏みます。
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