男のおしゃれ 9
「なりふり」を構わないのは非難すべきではないのかもしれないのですが、人生の大事な場にちゃんとした身つくろいをすることを忘れているのは感心できたものではありません。
それとは別ですが、あの大阪APEC(1995年)で、各国首脳がインフォーマルスタイルで記念写真撮影に出てきたのは醜態でしたね。
数年前、米国でのAPECで、米国側のアイディアで首脳者たちがスポーティというかカジュアルな姿で公衆の面前に登場しましたが、当時の細川首相など、まるで地方都市の質屋の若旦那に見えて見苦しかったものです。
大阪APECでも、サルマネでああいう演出を試みたのでしょうが、小役人たちが「胸襟を開いて」と企画しても「笛吹けど踊らず」といった情ない結果に終っています。
ネクタイを外して、ワイシャツのボタンを一つ一つ掛けない程度のカジュアルスタイルなど、アジア諸国の国民の心証をよくすることにはならないでしょう。
それに気づかず色変りのズボンでノータイで記念写真撮影に出てきても、かえってイメージダウンになってしまいます。
・・・要するに、カジュアルとかスポーティとかインフォーマルとかドレスタウンとか正装よりも難しいという、よい教訓になったはずです。
そういう反面教師を政財官界のお偉いさんたちは試行錯誤と心得て、大いに勉強して欲しいものです。
たまには時計 ジェイコブをするなど時計にもこだわりを持ってほしいものですよね。